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All-on-4による治療期間の軽減と安定性の向上

歯が1本もない方のために考え出されたAll-on-4

 
4本のインプラントで歯を支えるAll-on-4は、元々は歯が1本もない無歯顎の方のために考案された術式です。
 
上下とも歯がない方は、昔はインプラント治療の対象ではなく総入れ歯で我慢されることがほとんどでした。
 
無歯顎の患者さまにインプラント治療を適用すると、繋がった歯を片顎10数本のインプラントで固定したり、抜けた歯を1本1本インプラントを入れたりと、費用・体力・技術面で困難な手術になることが、しばしばあったからです。
 
中でも特に負担になっていたのが時間的な問題です。
 
お口の中全体を多くのインプラントで安定させるため、症例によっては仮歯を入れる時間がかかり、治療中は満足にものを噛めない、うまく食べられない時間を過ごす必要がありました。
 
 

第一のメリット「治療期間の負担軽減」

 
仮歯のない時間が長いということは、患者さまご本人にとっては非常に大きな負担になります。
 
これまで総入れ歯であることを周囲に内緒にしていた患者さまも居られるでしょうし、お仕事やお付き合いで頻繁に人前に出ないといけない患者さまもいます。
 
また手術個所がお口の一部ならそこを庇ってお食事をされることも可能でしょうが、全体となると食べられるものも制限されてしまいます。
 
無歯顎の患者さまにとって、こういった期間が長く続くことが、治療のご決断を鈍らせていました。
 
All-on-4は、まずこの時間的な問題を解決します。
無歯顎の患者さまでも手術を受けたその日のうちに、どうやって仮歯を固定し、負荷をかけて噛んでも大丈夫な状態にするか、ということを念頭に置いて考えられています。
 
手術の直後に写真のような仮歯を、多少の負荷がかかっても問題のない状態で固定致します。
 
そのため、患者さまのお食事での支障、見た目の美しさの支障といった、治療に伴う日常生活の負担(QOLの低下時間)を大幅に減らすことが可能になりました。
 
 
 

第二のメリット「安定性の向上」

 
All-on-4は、インプラントを斜めに埋入するのが一番の特徴です。
 
人の噛む力というのは基本的に顎に対して垂直にかかりますから、以前のインプラントはその力を受けるため垂直に並べて埋入されていました。
 
上顎の場合、前歯以外の頰の裏側には空洞がありますから、一番噛む力がかかりそうな場所に小さいインプラントしか入れることができないか、もしくはその空洞に骨を作ってインプラントを入れる、という方法になります。
 
しかしAll-on-4のマルチユニットアバットメントは、垂直にかかる患者さまの噛む力を約30〜45°ほど斜めにずらしますから、この空洞の端に沿った強い骨の部分に、インプラントを埋入することができます。
 
これによって、一番力のかかる臼歯部に、比較的長いインプラントを当てることができるように設計されています。
 
ただし患者さまの骨質、骨の吸収の度合いによっては、補助的にこの長いインプラントの外側に、さらに左右1〜2本のインプラントが必要なケースもあります。
 
 

All-on-4を成功させるために必要なポイント

 
本来All-on-4は、上の図のように外側のインプラントを斜めに埋入して、空洞に骨を造成しなくても歯を全体的に支えることができるように開発された術式です。
 
患者さまから見ると手術の負担やインプラントの本数も減るので、比較的簡易な術式に感じられる方もいるかもしれませんが、その実践には以下のような経験値と技術が必要です。
 

【インプラントの傾斜埋入】

まずインプラントを「斜めに入れる」という技術がなければいけません。
このために初期的には、角度を正確に測るAll-on-4専用のガイドを使用しますが、それでもしっかりとした設計を行い、力学的に安定した仕上がりになるよう、インプラントをポジショニングします。
 

【ノーベルインプラントの使用】

斜めに力を逃すマルチユニットアバットメントはノーベルバイオケア社の特許ですから、ノーベルのインプラントでないとAll-on-4は実践できません。
インプラントは会社や仕様によって若干特徴がありますから、このマルチユニットアバットメントの使い方にも経験値が必要になります。
 

【骨の成形】

All-on-4は基本的に骨の造成を必要としませんが、患者さまによっては吸収によって顎の骨が凸凹に変形されている方もいらっしゃいます。
繋がった歯を水平に固定させるため、この骨をきれいな状態に成形する技術は、All-on-4の術式には必要不可欠なものです。
 

【補綴の安定】

患者さまの症状によって、All-on-4は上下とも行う場合もあれば、片顎だけ行う場合もあります。
いずれにせよ術後にすぐ仮歯を装着しますので、技工士との連携は欠かせません。
その日のうちに負荷をかけても大丈夫なように、噛み合わせの力の分散と集中を考えた補綴の計画を行う必要があります。
 
 
よしどめ歯科グループでは、過去にも多くのAll-on-4の症例を実践してきております。
患者さまのお口のパターンから複数の治療計画を提案することもできますので、ぜひ一度ご相談ください。
 
 

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